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| 税務調査(余談) | |
| 発行日時:2008年10月16日 | マガジンNo.01375 |
| umpin(ウムピン)です。 今日もご購読頂き、ありがとうございます。 昨日は満月だったようですね。 見事なお月さまでした。 柄にもなく風流を気取って一句・・・ 残念ながら、そんな才能はありません。 ◆ 税務調査のはなし(余談) 前回、税務調査について 簡単にお話しさせて頂きましたが、 面白い、でも笑ってられない話を 思い出しました。 数年前のこと、 私が担当している顧問先の取引先で、 個人商店を経営している方の話です。 その方はエクセルで自分なりの集計表を作り 自分の商売の収支の管理をされていたそうです。 規模も小さいため 自分で申告書を作成しており 会計事務所には掛っていなかったようです。 それはそれでよいのですが、その方 「どうせバレるはずない。」 と、売上を相当額ごまかして 納税額数千円で申告していたようです。 そんなことを数年繰り返していたある日 税務署から調査したい旨の連絡がありました。 拒否することが得策でないことを 誰かから聞いていたその方は 調査依頼に応じました。 そして PCに保存してあったエクセルデータを 全て削除しました。 (たぶん別媒体にバックアップは取ったでしょうが) 税務調査当日、 その方は税務署の調査官に対して ・ エクセル集計表で収支管理をしていた ・ 2ヵ月前にPCが壊れて使えなくなった ・ データのバックアップは取ってなかった ・ 壊れたPCは処分して手元にない ・ つい最近、中古PCを購入したばかり ・ だから今のデータもまだ入力されてない と説明しました。 調査官は 「それは困りましたねぇ。」 「とりあえずパソコンの中を確認させてください。」 PCの中を見せると、調査官曰く 「確かにデータは見当たりませんね。」 その言葉を聞いて その方は心の中で「ニヤリ」(たぶん) ところが次の瞬間 調査官はカバンの中から何かを取り出し PCにセットして起動させました。 それは 消滅したデータを復活させる データ復元ソフトの入ったCD-ROMでした。 あとはご想像の通りです。 かなり高性能のソフトだったようです。 ◆ 失ったもの 結局、当初3年間の予定だった 調査対象期間は5年に拡張され (当時は5年間が最長、今は7年間) 追徴税額は百数十万円、さらに その6割程度の罰金(加算税、延滞税)、 二百数十万円払うハメになりました。 この方は 多くの過ちを犯しています。 まず、売上除外(収入をごまかす)は 一番たちの悪いものとされています。 売上が洩れていると、 たとえ意図的でなく単純なミスであったとしても 最高の罰金(重加算税:35%)が課されます。 さらに、この方 証拠を隠滅させ、 自分の不正の隠蔽工作をしています。 これ、刑事告発されても文句言えません。 通常は『上申書』というのを提出して 許しを乞うかたちになります。 「もうしませんから、警察だけは勘弁して。」 てな感じですね。 そして、この方 この時点で『ブラックリスト』に 載ってしまいました。 この先何年もの間 通常より厳しく監視されることと なってしまいました。 ◆ あとがき 節税の最初の一歩 それは正しく申告納税することです。 誤魔化しには必ず歪みが生じます。 たとえば前述の例で考えましょう。 毎年の納税額が数千円ということは 利益は百万円弱でしょう。 ほかに財源があれば別ですが そんな状況が何年も続けば 普通に生活するのは困難です。 常識的に考えれば 簡単にわかることだと思います。 あなたは大丈夫ですよね。 今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。 ★ 10月の税務カレンダー ★ ◎ 10月に確定申告書の提出期限を迎える法人 ・ 8月決算法人の法人税及び消費税等 ・ 申告期限延長の7月決算法人の法人税 ◎ 9月支給給与等の源泉所得税 納付期限 10月10日 ★ 注意事項 ★ 税金の問題は、具体的事案によってその取扱いが微妙に変わるデリケートなものです。 何らかの疑義が生じた場合には、最終的には関係官庁または専門家に相談・確認することを お勧めします。 参考サイト:国税庁HP ⇒ http://www.nta.go.jp/ |
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