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知らないと怖い不動産投資のリスク&対策 | |
発行日時:2013年1月3日 | マガジンNo.06820 |
知らないと怖い不動産投資のリスク&対策 で紹介した不動産投資の3大リスク その対策の1つ目をご紹介します。 1空室のリスク 私もがっつり不動産投資のローンを銀行から 借り入れしています。 月々の返済が50万円ほどです。 そのほか、管理会社への管理委託料や、 定期清掃、固定資産税など、必ず出て行く 出費もあります。 満室時の家賃は110万円/月ほどなので、 20部屋中6~7部屋くらいの空室が出てくると 、その月は赤字になってしまいます。 こういった空室のリスクにどう対処するかというと 1.そもそも満室にできる物件を買う 「当たり前じゃないか!!」と 怒られそうですね (>_<) しかし、正直購入段階で勝敗は決していることが 多いようです。 周囲の競合物件が敷金・礼金0円、フリーレント2ヶ月、 といったような、超過当競争状況になっている中で、 広さが18平米くらいの1Rの物件を購入してしまったり した場合には相当なノウハウがない限り、空室率を 抑えるのは難しいと思われます。 購入前には、実際に物件を見に行き、周辺の同じような 物件の空室率をチェックしましょう。 ・ポストにテープがはってあるか ・各部屋の玄関のところにある電気のメーターがまわっているか ・ガスの開栓がされているか ・部屋にカーテンがついているか こういったことをチェックすることで、空室率が見えてきます。 また、付近の不動産会社に訪問して、周囲の賃貸状況や 購入を検討している物件の情報をもらうことも大事です。 相手も将来の大家さんが自分のところに管理契約を結んで くれるのではないかと期待しますので、かなり親切に教えて くれますよ。 いつも私も自分で作った名刺と物件資料を持って 不動産会社に飛び込んでいきますが、邪険にされたことは 一度もありません。 ちなみに、私は内勤の事務系職種なので、 飛び込み営業の経験とかはないです(^_^;) 2購入前の収支シュミレーションの際に空室率を見込む あなたが物件を購入するか決めるのにエクセルなどで 計算してどれくらいの収益が見込めるか調査すると思います。 その際に、たとえ今が満室でも15%~20%の空室率を事 前に見込んだ家賃収入を計算しておきましょう。 事前にリスクを予定しても十分な収益が得られると 計算してあれば、安心して賃貸経営ができます。 次回は、地震・災害リスクについてご紹介します。 |