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三猿金泉秘録 | |
発行日時:2013年6月4日 | マガジンNo.07096 |
今回は筆者が座右の書としている「三猿金泉秘録」の一部をご紹介します。 「上がるべき気が尽きれば、自ずから 下がるところが天性と知れ」 相場の聖典と言われている、「三猿金泉秘録」の有名な格言である。 アベノミクス大相場の一息状況を上手く言い表している。 株価が上がる気とは、はやされる材料であったり、買い進まれる思惑 や相場天性の気と言われるが、一旦材料が出尽くし、株価に織り込まれた あとは、相場心理の変わり目の“相場気疲れ ” となって株価を 下げるのは自然の成り行きとなる。 従って、天井近辺で、余り欲張らずに利の乗った建て玉を手仕舞うのが 一番良いと格言は教えている。 関連の相場格言名言には: 「 上がった相場は自らの重みで落ちる」 「 鳥は古巣に帰り、相場も古巣に戻る 」 などある。 旬の相場格言をお届けする、ホームページを是非ご訪問下さい。 ホームページ:http://www.geocities.jp/tanakas44_0425/ “相場の神様 ”と称せられた山崎種二が愛読し、唸ったとされる 座右の書が“三猿金泉秘録 ”で、250数年前(1755年の脱稿、 1851年改訂出版)は相場の聖典と言われている。 三重県(伊勢)の牛田権三郎が米相場の60年の実践経験をもとに 書きあらわしたとされる。米相場が主な対象だが、相場に対する心構え、 実践に即した売買法や駆け引き法は現在も立派に通じ、何よりも人間の 心理を深く読んでいる。 ホームページ:http://www.geocities.jp/tanakas44_0425/ には三猿金泉秘録の重要な教えをほぼ収録しています。 是非ご参照下さい。 |