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 株式評論家「清瀬正」の風の行方  マガジンID:06044
2万に読まれている株式情報マガジン 株式評論家「清瀬正」の風の行方 相場が透けて見える!? 今週の注目銘柄が分かる! 嵐のごとく風が吹き荒れる株式市場の風向きを 株式評論家「清瀬正」は、なぜ読み切ることができるのか?

最終発行日:2013年7月4日 総発行回数:49回
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 「QE3は最後の切り札として温存」
  発行日時:2012年6月26日 マガジンNo.06044
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株式評論家「清瀬正」の風の行方 無料版

[2012年6月26日配信]
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今日も「風の行方」無料版をお読みいただき、誠にありがとうございます。
この場をお借りしまして、厚く御礼申しあげます。

おはようございます。
清瀬正です。

さて、追加の金融緩和があるかどうかで注目された先週19~20日の米FOMC。

FRBは保有債券の残存期間を長期化するツイストオペの延長にとどめ、
市場の一部で期待の強かったQE3(量的緩和第3弾)は見送りました。

これは先週の当欄で書いたように、
ギリシャの当面の危機回避を考えれば当然の結果だと思います。

FRBに残されているカードはそれほど多くありません。
QE3は最後の切り札として温存したとみるべきでしょう。

しかし、必要と考えれば必ず切ってくるカードです。
カードを切る必要条件は欧州と米国景気の状況悪化。

いずれにしても株価の下支え効果を果たす政策として期待されます。

では、今週の「風の行方」を見ていきましょう。


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・過去の注目銘柄の実績紹介
・先週の相場サマリー…………… 「悲観論後退で8800円台回復の場面も」
 ・今週の相場の見通し…………… 「200日線(8944円)を睨んでの一進一退」
 ・今週の注目銘柄
 ・編集後記


■ 過去の注目銘柄の実績紹介 ━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

先週ご紹介しました銘柄が、さっそく上昇いたしました!

◆サンワテクノス
2012年 6月18日 645円 ⇒ 2012年 6月25日 704円

◆住友商事
2012年 6月18日 1081円 ⇒ 2012年 6月21日 1123円

◆積水ハウス
2012年 6月18日 687円 ⇒ 2012年 6月22日 714円


■ 先週の株式相場サマリー ━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

「悲観論後退で8800円台回復の場面も」

先週の市場はギリシャの再選挙で緊縮派が勝利したことから、
欧州の金融不安に対する過度の悲観論が後退。

為替も円安方向に修正される動きから続伸。
21日(木)には5月17日以来の8800円台回復となりました。

週末の日経平均は8798円35銭。
週間では229円(2.7%)高で3週連続の上昇。

ただスペイン国債の利回り上昇など欧州問題への懸念は引き続き残ったほか、
米国と中国の景気減速感も強まったことから積極的な買いは見送られました。

このため商いは低調。
東証一部の売買代金が1兆円を超えたのは21日だけでした。

下げのきつかった輸出関連株が買い戻されたほか、
金融株、半導体関連、ネット関連株なども堅調。

内需関連の小型株も物色されてジャスダック平均は約1カ月ふりの高値。

半面、商品価格の値下がりで資源関連が安いほか、
中国の景気指標悪化から中国関連も軟調。

NY株式はQE3(量的緩和第3弾)が実施されなかったことへの失望に加え、
景気指標の悪化も嫌気されて週間で126ドル(0.9%)安となりました。


■ 今週の相場見通し ━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

「200日線(8944円)を睨んでの一進一退」

週明けの市場は8800円台へ反発して始まったものの、
上値は重く寄り後からはジリ安に続落。

今週も外部環境の不透明感が上値を圧迫しそうです。

欧州ではギリシャとEUの緊縮見直し協議がどうなるのか、
スペインの銀行支援がどう具体化するのか注視する必要があります。

28~29日のEU首脳会議で具体的な対応策が打ち出されるのかどうか。

米国の景気減速傾向も気になるところです。
27日の耐久財受注、29日のシカゴ購買部協会景気指数などの発表が注目されます。

一方で市場内部的には明るさも出てきています。

チャートでは先週19日に5日移動平均線が25日移動平均線を上回り、
22日には25日移動平均線が上向きに転じてきました。

いずれも先高を示唆するものです。

また需給面では信託銀の買い越しが続くと同時に
海外投資家も6月2週には買い越しに転じてきました。

ただ積極的に上値を買っていける材料にも乏しく
全般は200日線(8944円)を睨んでの一進一退が予想されます。

物色対象としては大幅な下げで割安感が強くなっている好業績株、
東証二部、ジャスダックなどの小型内需関連に注目です。


■ 今週の注目銘柄 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………  

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■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

先週21日にコマツやファナックなど中国関連株が軟化しましたが、
これは同日HSBCが発表した6月の中国PMIが悪化したからです。

PMI(Purchasing Managers’ Index)は購買担当者景気指数と呼ばれるもので、
企業の購買担当者に生産意欲などをアンケートして指数化した景気指標。

景気の先行きを占う重要な指標となっており、
PMIが50を超えると景気拡大、50未満だと景気後退を示します。

製造業のPMIと非製造業のPMIに分かれ、
中国ではさらにHSBCと中国物流購買連合会の2つの発表があります。

このうち中国物流購買連合会のものは大手企業中心と言われています。

先週発表されたのはHSBCの製造業PMIで5月の48.4から48.1に低下。
今週末には物流購買連合会の製造業PMIの発表がある予定です。

それではまた、来週。


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