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 株式評論家「清瀬正」の風の行方  マガジンID:06044
2万に読まれている株式情報マガジン 株式評論家「清瀬正」の風の行方 相場が透けて見える!? 今週の注目銘柄が分かる! 嵐のごとく風が吹き荒れる株式市場の風向きを 株式評論家「清瀬正」は、なぜ読み切ることができるのか?

最終発行日:2013年7月4日 総発行回数:49回
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 「米のQE3で金融相場が始まる?!」
  発行日時:2012年9月19日 マガジンNo.06044
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株式評論家「清瀬正」の風の行方 無料版

[2012年9月19日配信]
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今日も「風の行方」無料版をお読みいただき、誠にありがとうございます。
この場をお借りしまして、厚く御礼申しあげます。

おはようございます。
清瀬正です。

さて、市場の注目を集めていた先週末の米FOMC(連邦公開市場委員会)。
市場の期待にほぼ沿う形でQE3(量的緩和第3弾)の実施を決めました。

今回決まったQE3のポイントを簡単にまとめると次の2点になります。

1. 期限、総枠を設けず、雇用が改善するまで資産買い入れを続ける。
2. 経済の状況に応じて追加緩和も行う。

これは市場の要望に対して満額回答に近いものです。

市場の期待を一部裏切ったとすれば、
買い入れ資産が国債ではなく、住宅ローン担保証券になったこと。

これについては来年初めの減税打ち切り、歳出削減による、
いわゆる「財政の崖」に際しての切り札として温存したと判断されます。

QE3によって株式市場にプラスとなるのは次の3点です。

1. 米国景気が緩やかな改善に向かう。
2. 余剰資金が流入する。
3. 1と2によって投資マネーがリスクオンに傾く。

では、今週の「風の行方」を見ていきましょう。


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・過去の注目銘柄の実績紹介
・先週の相場サマリー…………… 「米追加緩和で8月23日以来の9100円台乗せ」
 ・今週の相場の見通し…………… 「金融相場期待の中で円がポイントに」
 ・今週の注目銘柄
 ・編集後記


■ 過去の注目銘柄の実績紹介 ━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

先週ご紹介しました銘柄が、さっそく上昇いたしました!

◆NOK
2012年 9月10日 1328円 ⇒ 2012年 9月18日 1397円

◆東日本ハウス
2012年 9月10日 313円 ⇒ 2012年 9月18日 327円


■ 先週の株式相場サマリー ━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

「米の追加緩和で8月23日以来の9100円台乗せ」

先週前半は世界景気の減速懸念や円の強含みから見送り気分が強かったものの、
週半ばからは米国の緩和期待に欧州、中国での好材料も加わって地合いが好転。

週末には実際に米国の追加緩和が決定したことを受けて大幅高となりました。
先週末の日経平均は3日続伸に9159円39銭と8月23日以来の9100円台乗せ。

週間では287円74銭(3.2%)高で2週連続の上昇、
週足も2週連続の陽線となりました。

米FRBが決定した量的金融緩和第3弾は住宅ローン証券を追加購入するもの。
この決定で余剰資金が流入する金融緩和相場への期待が世界的に強まりました。

欧州では独憲法裁判所がESM(欧州安定メカニズム)設立を合憲と判断。
ECB(欧州中央銀行)による南欧国債買い入れに一歩前進と好感されました。

また、景気減速の強まっていた中国では輸出振興策が発表されたほか、
温家宝首相が7.5%成長は達成できると発言、買い安心感につながりました。

NY株式は追加金融緩和による資金流入期待から週末にかけて4日続伸。
先週末のNYダウは13,593ドルと約4年9カ月ぶりの高値をつけました。

新型アイフォンを発売したアップルは連日の高値更新。
アップル効果でナスダックは約11年10カ月ぶりの高値まで上昇しました。


■ 今週の相場見通し ━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

「金融相場期待の中で円がポイントに」

3連休明けの市場は日中関係の悪化もあって利益確定売りに反落スタート。

NY株式は先週、QE3から2007年12月10日以来の高値をつけました。
これに対して、日本株の出遅れが目立ちます。

先週末現在で東証一部のPERは12.7倍、PBRは0.93倍、利回りは2.28%。
日本株式が出遅れている最大の理由は円高による企業業績への懸念です。

今週も米の追加緩和で世界的に金融相場期待が高まる中で、
日本株については為替市場での円の動向がポイントとなりそうです。

円の先行きを占ううえで注目されるのが18~19日の日銀金融政策決定会合。

今日(19日)の正午過ぎには会合の結論が明らかになりますが、
追加金融緩和を行うのか、行わないのか。

今回も追加緩和を実施しなければ円高圧力が強まり、輸出関連にはマイナス。
米に追随して実施となれば、一気に買い気が強まることが予想されます。

追加緩和が実施されれば全面高の展開も予想され、
日経平均は窓埋め9332円から9600円処への上昇もありそうです。

追加緩和が実施されなくても金融相場への期待が下支えし、
金融相場に実績のある金融、資源、商社、機械株などが物色されそうです。




■ 今週の注目銘柄 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………  



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■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

社員数わずか48人で今期の経常利益予想が4億4百万円。
しかも前期比の伸び率が96%というのだから驚き。

今週の注目株に取り上げたエニグモの話です。

先週14日に行われたアナリスト説明会で
田中共同最高経営責任者は中期ビジョンについて、こう語りました。

「取扱高は今期の約115億円から2~3年で500億円に達する。
 そのときでも社員数は50人レベルにとどまる」

固定費を増やさないで収益を拡大させることができる理由は、
独自に構築したビジネスモデルと高効率のオペレーションシステムです。

不思議な、とても魅力的な会社です。

それではまた、来週。



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