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喜びは苦労のなかにこそある | |
発行日時:2019年10月5日 | マガジンNo.08759 |
菜根譚(さいこんたん)より 苦労している最中に、喜びを見出すことが大事だと 言っている言葉です。 苦労している時が、花だという見かたもできると思います。 ですが、私の立場で補足もしたいと思います。 良く聞くことがあると思いますが、 若いうちの苦労は買ってでもしろ! そのようなコトワザが日本にもあります。 しかし、最近私が思うには若いうちでもわざわざ買ってまで 苦労することは無いと思います。 なぜなら、いずれにせよ誰でも苦労する時期が必ず来るので わざわざ買ってまで苦労することもないと云いたいです。 それにお釈迦さまは、 「難行苦行は無駄である」と、言っています。 これにもしっかりした裏付けがあるのでは? 私はそのように考えています。 でも難行苦行のすべてが無駄だとも思っていません! 苦しい思いをすれば、生きていることへの感謝が 身をもって知ることが出来るので、否定的では ありませんが、やはり無駄だと思います。 それをわかっていながら行動するところがまた 人間らしいことでもあると云えるのではないかと 思います。 今回は最後まで読んでいただきまして 誠にありがとうございます。 感謝を込めて、貴方様へお贈りしております。 菜根譚 前集五八より |